Ohisama Story

Story 01

人生の中で「一番目」と
思ってもらえる場所

「実は昨日主人が亡くなりまして・・・」
それは、月に一度ほど歯のメンテナンスで
通っていただいていた男性の奥様からのお電話。
突然のご報告でした。

「主人は、ここに通うことを毎日楽しみにしていました。
皆様と話すことが本当に楽しいと
家に帰ってからは、
いつも私に話を聞かせてくれていました」

奥様の話を聞きながら、
その男性の笑顔が浮かんできました。
それは、ここのスタッフみんなが、
顔を覚えているくらいの馴染みの方で、
いつも楽しそうにいろんな話をしてくださっていました。

「大変お世話になったので、
一番に連絡しようと思ってお電話しました。
本当に今までありがとうございました・・・」
奥様の声は少し震えていました。

受付の仕事をしていて、
このご連絡をいただいたのは、はじめてのこと。

私たちが日々、患者様と接するおひさま歯科の1ページは、
患者様にとっては人生のかけがえのない時間かもしれない。
おうちに帰って、誰かがまたご家族やお仲間に
楽しく語っていただけるように
これからも通って良かったと思えるサービスを
心がけたいと思います。
きっと天国からでも、月に一度は笑顔で
見守っていただけると信じて。
本当にありがとうございました。

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